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資格試験(AWS Certified)の受験を通じた業務での活用

こんにちは 開発本部データ&AIチームでデータエンジニアを担当している塚田です。

今回は、AWS Certified Data Engineer - Associateを受験しましたので、準備と感想とエブリー(業務)でどのように活かせそうかをまとめたいと思います。

なお、AWS 認定プログラムアグリーメントに則り試験内容については触れませんのでご承知おきください。

本試験について

AWS Certified Data Engineer - AssociateAWS(トレーニングと認定)で以下のように説明されています

AWS Certified Data Engineer - Associate は、コアデータ関連の AWS サービスに関するスキルと知識や、データの取り込みと変換、プログラミングの概念を適用しながらのデータパイプラインのオーケストレート、データモデルの設計、データライフサイクルの管理、データ品質の確保といった能力を検証します。

データ分析というよりかはデータパイプライン全般に対してのスキルを評価するものだと感じました。

AWSで適切なサービスを利用してスケールのしやすさや保守運用・セキュリティなどの能力を評価すると試験ガイドにも記載されているので、体験したものと差異はないように感じています。

なぜ、受験しようと思ったか

現在の業務範囲に通じるものがあることが一番大きな理由ですが、他に理由があるとすれば以下が上げられます。

  • AWS Certified Data Engineer - Associateは2024年4月現在、比較的新しい試験であること
  • 今まで取得したすべてのAWS Certifiedの有効期限が切れてしまったこと

試験準備

  • 公式問題集を解く
    • ある程度AWSサービスを利用したことがあったため事前準備なしで回答しました(何度でも受験可能です)
      • 悩んだ問題や間違えたものは解説を読んで理解できたかを再度解くことで確認しました
    • どのような粒度の問題が出るかなどイメージすることができとても有用でした
    • 上記以外にも各資格試験で公式問題集があるので合わせて解いて周辺知識の補完に利用しました
  • 試験ガイドを読む
    • 聞いたことがない・実際利用するとしたときに手が動かせないと思ったサービスはサービス別資料から該当のサービス資料を確認し、実際にAWSコンソール上で操作してみました

あまり特筆する部分はありませんが、今までの経験と未経験の部分を勉強によって補足するイメージで準備を行いました。

受験・受験後

  • 余裕を持って予約した時間・会場で受験しました
    • 80分程度で問題を一周し再確認などして20分残して退出しました
  • その場では結果は受け取れず、後日連絡が来る形でした
    • 結果としては合格はしたものの、まだまだ経験が必要だなと感じるものでした

業務で活かせるか

何かインプットしたらアウトプットしていきたいと思うところですが、 今回は本試験を通じて得たものについてどのように活かせるかを考えたいと思います。

現在、エブリーのデータ&AIチームではDatabricksを活用したデータフローの作成やML・ABテストの運用を行なっています。

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AWSをフルに活用している構成ではありませんが、 セキュリティやコストについてはどのプラットフォームを利用したとしても意識するべきことだと感じていて 知識としてアップデートでき、そういった重要性について再認識することができました。

まとめ

データエンジニアとしてはデータを安全に使いやすく必要なセキュリティを担保していくことはもちろんですが、 データ&AIチームではAI・MLをプロダクト導入していくことも推進しています。 tech.every.tv tech.every.tv

今回はAWSの資格試験を切り口に記事を書かせていただきましたが、 ここで得た知識以外にも新しい技術、考え方を柔軟に取り入れていきデータをより利活用できる環境を作っていきたいと考えています。