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エブリーで新卒2年目を迎えて

エブリーで新卒2年目を迎えて

目次

はじめに

こんにちは。 トモニテ開発部ソフトウェアエンジニア兼、CTO室Dev Enableグループのktanonymousです。
4月1日をもって新卒入社してから1年が経ちました。 そこで、今回の記事では、これまでの振り返りと2年目を迎えた今感じていることについて書きたいと思います(文字ばかりですがご容赦ください)。

1年目を振り返る

入社前について

1年目を振り返る前に、入社前の経緯について少しだけ触れておこうと思います。
大学では工学部の電気情報物理工学科に所属し、情報分野だけでなく物理学や電磁気学なども学んでいました。 また、大学院ではマルチエージェントシミュレーション1に関する研究を行っていました。 講義や研究を通してAIやコンピュータの基礎を学んでいく中で、情報分野/エンジニアリングに興味を持つようになりました。
しかし、実際にものづくりをした経験は無く、エンジニアリングに関しては専門的な知識がほとんどありませんでした。 そのため、大学院時代にはプログラミングの基礎を学ぶために、Pythonを中心に学習を始めました。 また、A Tour of Goも少しだけやりました。
そのほかにも、友人と一緒に簡単なwebアプリを作ったり、ハッカソン型のインターンに参加したりして、 少しでも開発経験を多く積めるよう努力をしました。 そして、就職活動をする中で、イベントの中でエブリーと出会い入社まで至りました。

実際に入社してから

入社してからは、1週間の新卒研修を受けた後、実際の業務に携わることになりました。 OJTですぐに実際の業務に携わり、入社直後に事業貢献できるスピード感はベンチャー企業ならではだと思います。
トモニテではバックエンドにはGo、フロントエンドにはJavaScript/TypeScript(フレームワークはReact/Next.js)を使って開発をしています。 初めのうちは、既に実装されているAPIの改修やコンポーネントの表示ロジックの改修など、バックエンド/フロントエンドどちらかのみのタスクを担当していました。 徐々にタスクの幅も広がり、新規APIを作成したり画面を作成したりすることも増えました。 それからは、APIと画面を実装して疎通させたりLPを1から作成したりもしました。
また、サービスのリブランディングという大きなプロジェクトも経験することができました。 リブランディングプロジェクトを通じてサービスの目指す方向性を改めて考えることができ、 サービスに込めた想いをチームの一員として実現していくことに対する責任感も強くなりました。

社内では、事業向き合いの業務がメインでありつつ、積極的な技術的挑戦の機会を提供するための施策も用意されています。 11月に社内で行われた挑戦weekでは、ChatGPTを利用した社内ChatAppのテンプレート機能の実装にも挑戦しました。

実務未経験から約1年を経て、今では、新機能の開発および開発のリードを担当させていただけるようにもなりました。 自分が開発をリードすることになるため、新機能の開発に必要となるAPIやDB設計なども担当し、 モバイルアプリ開発側との連携やプロダクトマネージャーとの仕様・工数の調整なども行っています。 今開発している新機能では複雑なロジック・仕様も含まれていて、実装は簡単ではありませんが、 サービスを大きく成長させる機能にするために、チーム全体で協調しつつ開発に取り組んでいます。 この新機能も近いうちにリリースされる予定ですので、リリースされたら是非使い倒していただけると幸いです。 責任範囲の広いタスクは大変ではありますが、難しいタスクに挑戦できることや施策をリードする側として動くことで プロダクトに対する責任感も高まり、技術的な視点だけでなくマネジメント・ビジネス的な視点を持つことの重要性も感じることができました。
CI/CDやインフラ周りの知識についてもまだまだ浅識なので、隙を見て地道なキャッチアップを続けています。

また、冒頭でも書いている通り、最近はDev Enableグループも兼任させていただいています。 Dev Enableグループでは、開発本部を横断し、組織の活性化・成長環境の提供・発信・広報の強化・採用など、さまざまな課題解決の推進を目指します。 詳しくは以下の記事をご覧ください。

1年目は実務経験の無い状態からのスタートでしたが、 自分のスキルアップ・マインドの醸成のために積極的にチャレンジし、新しい技術や知識を吸収することができました。 任せてもらえる領域も広がり、自身の成長を大きく感じられる1年でした。

2年目に突入して

4月1日には新卒社員の入社式も行われました。 後輩を迎え、改めて自分が2年目を迎えたことを実感しました。
4月に入り、新卒社員のオンボーディングプロジェクトにも携わっています。 また、今年度から新卒エンジニア向けの研修プログラムも予定されています。 これは、Dev Enableグループが主導で行っているプロジェクトの一つです。

サービス開発を通じての事業貢献だけではなく、組織の活性化やエンジニアの成長など会社全体への貢献もできるようになり、 エブリーの一員としての責任感もより一層強くなってきました。
今後も、自分のスキルアップはもちろん、トモニテ/エブリーの成長に貢献できるよう積極的にチャレンジしていきたいと思います。

まとめ

今回の記事では、4月を迎えた今だからこそ書ける内容だと思い、新卒1年目を迎えての振り返りと2年目を迎えて感じたことについて書いてみました。
就職活動中、ハッカソン型のインターンシップに参加することはありましたが、実務経験は一切ない状態での入社だったので経験豊富な同期や先輩方に負けないよう必死でした。
この記事を書くことで、自分のこれまでの挑戦を振り返ることやこれからについて改めて考えることができる良い機会になりました。
まだまだ未熟で、今でも日々のキャッチアップや新しい技術の習得に励んでいますが、1年目を振り返ると、非常に大きく成長できた1年だったと感じています。 2年目も、サポートしてくれる周囲の人への感謝を忘れずに、1年目以上に成長できるようにチャレンジしていきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。