はじめに
CTO室 Dev Enable グループの羽馬(X: @naohaba70)です。
昨年は私たちにとって、初めて「カンファレンス運営」に挑戦した年でした。
初めて協賛や運営に取り組む中で、成功の喜びや予想外の課題に直面し、多くの学びを得ることができました。この経験は、チームにとって大きな成長の一歩となり、今後の活動の土台を築くものになったと感じています。
この記事では、そんな 「カンファレンス運営1年目」 を振り返り、成功や課題、そしてこれからの展望についてお話しします。特にこの記事が参考になればと思うのは、次のような方々です:
- 社内で技術広報を行っている方
- これからカンファレンス運営に挑戦してみたい方
カンファレンス運営のリアルな裏側をお届けします!少しでも皆さんの挑戦のヒントになれば嬉しいです。
スポンサー活動の背景や、カンファレンスブースの取り組みについては、以下の記事で詳しく解説しています。
昨年のカンファレンス協賛
昨年は、次のカンファレンスに協賛を行いました:
それぞれのカンファレンスについての参加レポートは、以下のリンクからご覧いただけます:
その中でも、特に印象に残ったのは「Go Conference 2024」と「Vue Fes Japan 2024」です。
印象に残った2つのカンファレンス
Go Conference 2024:初めての協賛、いきなり最高位スポンサーに挑戦
Go Conference 2024は、私たちの会社にとって初めて協賛したカンファレンスでした。この協賛枠は抽選制で、実際に応募したときは「当選しなければ来年改めて挑戦しよう」と思っていたのですが、 運よく当選! しかも最高位の「プラチナGoルドスポンサー」枠でした。
正直、初めての協賛で最高位スポンサーになるのはかなりの挑戦でした。ブーススペースは広かったものの、「どうすれば来場者に楽しんでもらえるか」をゼロから考える必要がありました。試行錯誤しながら、次のような取り組みを行いました:
- デザイナーさんに依頼し、目を引くブースデザインを作成
- 広報や人事と連携して、発注や当日の運営をサポート
- エンジニア有志がブース運営を担当し、直接来場者と交流
さらに、新しい挑戦としてアフターイベントも開催しました。このイベントでは、ブースに来ていただいた方々や他の参加者と技術について深いディスカッションが行われました。また、協賛企業同士の交流も深まり、今後につながる良い出会いが多くありました。
結果的に、初めての協賛ながら多くの来場者と直接対話する機会を得て、ポジティブなフィードバックを多数いただきました。「挑戦してよかった」と心から感じた瞬間です。
Vue Fes Japan 2024:経験を活かした新たな挑戦
Vue Fes Japan 2024は、会社として3回目のカンファレンス協賛でした。これまでの経験を活かし、企画から運営までスムーズに進行することができました。
今回も新しい試みとして、 他の協賛企業との「プレイベント」や「アフターイベント」 を開催しました。特にアフターイベントでは、エンジニア同士が直接つながりを深める場を提供でき、多くの参加者から「こういう交流の場がもっと増えると嬉しい」といった声をいただきました。
さらに、これまで蓄積してきた知見を活かし、役割分担や運営の効率化が進み、チーム全体に余裕が生まれたのも大きな収穫です。初回の頃と比べてスムーズに準備を進めることができ、各担当が自信を持って運営に取り組めたことが印象的でした。
成功と課題を振り返って
この1年間を振り返り、私たちは以下のことを実感しました:
社内の連携が成功の鍵
多くの部署やメンバーが関わることで、大きなプロジェクトも成功させることができました。経験の蓄積が次の挑戦を支える
初回協賛で得た知見が、次の協賛をよりスムーズで効果的なものにしてくれました。新しい挑戦が成長を生む
アフターイベントやプレイベントといった試みが、コミュニティに大きな価値を提供する結果につながりました。
これからの展望
私たちは、今年以降も技術コミュニティへの貢献を続けていきます。カンファレンス協賛だけでなく、エンジニア同士が交流し、学び合える新しい取り組みにも積極的に挑戦していきたいと考えています。
この記事が、カンファレンス運営や技術広報に挑戦してみたい方々の参考になれば幸いです。これからも学びを重ね、挑戦を続けていきます!