少し遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。エブリーのCTO今井です。
早速ですが、2021年の振り返りと今年の抱負についてお話しできればと思います。
2021年の振り返り
2021年は開発本部に属する全開発部の部長が入れ替わり、
僕自身もDELISH KITCHEN開発部長となり、そして10月にはCTOに就任することとなりました。
会社としてもPMV(パーパス・ミッション・バリュー)を定めるなど、次のステップに向けて足場を整え、
深くしゃがんだ1年だったように思います。
個人としては、未知の領域がさらに増えパンクしそうになりながらも、
チームの仲間のサポートもあり、過去一番成長した1年だったと思います。
今後の抱負
DataUtilization
全社をあげてDataUtilization(データ活用)を推進しています。
これはデータを活用できる人材を増やすことと、活用可能なデータを増やすことの両面が必要だと考えます。
開発本部ではこの両面を支援すべく尽力していきたいと思います。
具体的には非エンジニアのSQLの習得、より利用しやすいデータプラットフォームの構築、
AI・機械学習の推進などはその第一歩になると考えています。
事業にこだわる開発組織へ
僕が大切にしている価値観の1つに エンジニアが事業を引っ張る というのがあります。
当たり前ですが、事業が求める成果を最短・最速で実現することが、もちろんエンジニアにも求められます。
これに愚直にこだわれる組織にしていきたいと思います。
開発をしていると目の前の機能実装に追われ、この機能が事業を伸ばす上で本当に必要なのか、
もっと良い手段がないのか、それを考えるのをおろそかにしてしまうこともあるかもしれません。
時には最新の技術よりも既に涸れてる技術を選択することもあるし、
コストを払ってスピードを優先することもコスト削減のために地道な開発をすることもあると思います。
その時々で最適な選択は事業に一番貢献することだということに立ち返って、
開発を進められるようになって欲しいと思います。
技術的な挑戦の推進
事業にこだわる一方で、新しい技術やよりチャレンジングな挑戦をしていかないと衰退していくのがエンジニアだと思います。
僕個人も打算的である程度想定できる範囲で開発をすることよりも、
今まで使ったことない、未知の技術に触れながら開発する方がワクワクします。
それはエンジニアの働きがいなどにつながることもあれば、
長い目で見て生産性の向上や、採用にもつながることも大きいと考えています。
目の前の事業貢献と天秤にかけた時に、どちらを取るのかは大変難しい判断になることもありますが、
日々事業貢献を考えているエンジニアが必要と判断した場合に、積極的に挑戦できるよう、
周囲へ理解してもらうための説明やそのための予算取りなどで推進していけたらと思います。
まとめ
上記では足りないことも多々あるとは思いますし、
自分自身、CTOになったばかりでこの考えが数ヶ月後には変わっていることがあるかもしれませんが、
それも成長だと思いますし、日々変化の多いこの業界だからこそだとも思います。
エブリーでは常に仲間を募集しています。
少しでも共感する部分があった方、または自分ならもっとこう推進できるのにと思った方、
まずはカジュアルに面談からでもお待ちしております!